2018/3/30

周囲は坂に囲まれコンビニもつい最近できたばかりの都内の絶海の孤島こと馬込。そんな馬込の唯一評価できるのは徒歩5分圏内に図書館があるところ。一応ボロいけど休憩スペースもあるから自習できるし、何より本が借りれる。昼は馬込図書館で適当に面白そうな本を探しに1時間程度かけてゆっくり館内を回ってた。だけど面白そうだなと思った本に限って1巻が無かったりするんだよな、何でやろなあ。結局ガリア戦記しか借りてこなかった。

PHP版新訳ガリア戦記はなんと全約500ページ中最初の100ページ超が当時の時代・政治・地理的な背景の解説で構成されてる親切設計。その解説にも書かれている通り、ガリア戦記は(平易に翻訳されてるのもあるかもしれないが)格調高い文章ではなく寧ろ平文で書かれている。その解説と易しい文章のお陰でスラスラと読むことができるが如何せん地名や部族の固有名詞が多いので、どこへ向かいどこで戦ったのか分からずちょくちょく地図を確認し中断を余儀なくされることがどうしても増えてしまった。それでも内容自体は当事者である指揮官のカエサル自身が見た生のガリアの状況や各部族の特徴、戦闘、建築様式が記されていてとても読み応えがある一冊だった。ローマ兵強すぎる。5年も連戦し続けて、しかも戦力劣っていても大体勝利してますからね。これは覇権握りますわ。

気がついたらもう3月も終わろうとしてる。また今月も生産的なこと何もしないまま過ぎていく。せめて明日はプリントだらけの部屋を片付けよう。